現在多忙を極めています。 果樹農家は一年に一度の収穫で、一年分の収入を稼ぎきってしまうため、 この一ヶ月前後に一年分の忙しさが集中します。 今年は梅雨と夏が逆転してしまう。といのが特徴のお天気でしたので、 忙しくて大変です。。。という気持ちよりも...

看板を作りました。 ブドウ畑の周辺は目印になるものが何も無いので、モリモリファーム目指して 来られたお客様が迷わず到着できるようにしたいです。 当ブドウ園は山の中の細い道を辿ったところにあるので、 大型バスが止められるような駐車場は作れませんし、...

ブドウの管理作業のスキを見て、 桃農家の友達からハネダシ桃を受け取って出荷しました。 都内近郊のスーパーに並ぶ予定です。 ハネダシを商品として売っていこうとするときに頭を悩ませるのが、 「これを買ってくれた人はガッカリしないだろうか？」 ということです。...

ブドウ棚の下にはシルバーシートを敷いて、 ブドウの房には透明の雨除けカサを掛けています。 これは、良い着色を得るための技術の一部です。 栽培技術は他にも、土の水分を一定に保つ技術や、 綺麗な外観に仕上げる技術など色々あります。...

日常的にスマホやパソコンを利用していない方にも、 ブドウ畑の様子や園主の気持ちを伝えていきたいということで、 フリーペーパーを製作しています。 『モリ』という名前にしまして、写真がその表紙です。 送りブドウの箱に入れたり、地元の農産物直売所に...

雑草然としたこの植物は、すべてミントの葉っぱです。 田舎に戻って農業を始めるにあたって、 「ハーブを育てる」ことを生活の一部にしたい。 という想いに従って、昨年 家庭菜園にミントを植えました。 植えたのですが、その後の私にハーブを省みる余力が無くなり、...

「壷の中に入ってみると、楽しみにあふれた全く新しい世界が広がっていた。」 という中国の故事がありまして、私の場合の壷とは広さ１２００坪のブドウ畑になります。 日々、壷（ブドウ畑）の中で黙々と作業を続けていると、 ついついブドウを実らせることがゴールのように錯覚してしまいます...

雨の日に作業小屋の片づけをしていたところ、 亡くなったお婆さん愛用の手ぬぐいが見つかりました。 婆さんは、働き者を多く輩出する村の出身だったので、 １年３６５日。朝から晩まで畑を耕していました。 昔から私が畑に行くと常に婆さんが居たので、...

農業を始めてから、暮らしの性質が線から円に変わった気がします。 円の暮らしとは一年で行う仕事を一つの単位として、 季節が一回りするとまた同じ仕事がやって来るような暮らしです。 これまでの暮らしは、目の前の仕事を振り返ることなくさばき続けて、...

これからブドウ園を経営していこうとしたときに、 【健やかに働いて、穏やかに暮らしていきたい】 という思いが一番に沸いてきました。 そこで、これを経営理念とすることにしました。 世のため・人のためを想って働く気持ちが一番に来ると良いのですが、...