
雑草然としたこの植物は、すべてミントの葉っぱです。
田舎に戻って農業を始めるにあたって、
「ハーブを育てる」ことを生活の一部にしたい。
という想いに従って、昨年 家庭菜園にミントを植えました。
植えたのですが、その後の私にハーブを省みる余力が無くなり、
従ってハーブは生活の一部とはならず、野生化したミントは周辺の
草花を飲み込んでいきました。
ハーブが生活の一部とならなかった原因は、
“田舎暮らし”と“農業で生活すること”の区別ができていなかったためです。
農業で生活を始めると、一年のある時期 農作業以外のことが全くできなくなります。
それでも太陽が沈むと帰宅するので雑用は夜にこなすのですが、
ハーブは自然に帰ってもらうことになってしまいました。。。
スローライフ・ロハス・田舎暮らし etc...
といったキーワードから連想される楽しそうな生活は、
農業の立ち上げ時期に限ると、現実のギャップに苦しむことがわかりました。
けれど、この苦労を乗り越えて理想の生活を築くぞ!
という気持ちを持ち続けることが大変大切なことと思っています。
そのときに、ハーブの果たす役割はきっと大きなものがあるのではないか?
と考えています。
以下、ハーブ考 - 後編 - に続きます。