健やかに働いて、穏やかに暮らす
ぶどうのモリモリファーム
はじめまして
山梨県で2017年からブドウの栽培を始めました。
『健やかに働いて、穏やかに暮らす』を理念として、毎日
楽しく元気に働いています。
モリモリファームで育ったブドウは、園主の気持ちを感じて楽しく元気なブドウになっていると思いますので、ぜひ手にとって頂けたらと思います。
2021年で営農開始から5年が経ちました。
儲からない・食べていけない。と言われる農業を、続けることができてありがたい!これからも続けていきたい!
と思う反面、危機感を抱く面もいくつかあります。
その一つは『栽培環境の悪化』です。
ブドウに限らず、農作物の栽培環境は年々悪くなっています。異常気象に悩まされて『これは今年の収穫はダメかもわからん・・・』と思う場面が、栽培期間中に何度か訪れます。そんなときに湧いてくるのは、環境破壊と温暖化には困ったものだ。という諦めと苛立ちが混ざった感情です。
もちろん、栽培環境悪化の原因には自分自身の栽培技術の未熟さや、環境破壊・温暖化とは別の要因が関わっているかもしれませんので、環境破壊・温暖化に原因を求めるのは自分勝手な言いぐさなのかもしれません。
それでも、環境破壊・温暖化が異常気象とは無関係であるとも思えず、『自然には敵わん・・・』と心の中は諦めムードで充満します。
そんな心の中では、もう一人の自分が
『環境破壊・温暖化にしたって、君の全く知らない場所で全く知らない誰かが進めているわけじゃないだろう?
全体から見れば取るに足らない規模でも、君にだって78億分の1の責任はあるんだぜ。』という声が聞こえてきます。
この心の声にはグサリと来るものがあります。
そうした経緯を経て、2021年から『環境保全』に関する取り組みを開始いたしました。
取り組み活動報告はインスタグラムにて発信していますので、ご覧いただけたら嬉しいです。