インタビューを受けるようなことを
していないので
インタビューを受ける予定は無いけれど
楽しそうなのでやってみようと思った。
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ブドウの専業農家を志して3年。
『健やかに働いて、穏やかに暮らす』
を経営理念に掲げる
モリモリファーム園主が
同じくブドウの専業農家を志して3年。
『食べると楽しく元気になる』
を栽培理念に掲げる
モリモリファーム園主にお話を聞いた。

ー農家を志そうとしたときのことを
聞かせてください。
モ:会社員の頃にうつ病になって
会社を休んでいました。
実家のブドウ畑で過ごしていると
楽しくて元気になる気がしたので
農家になろうと決めました。
ーご家族の反応はいかがでしたか?
モ:ありがたいことに応援してくれました。
農業は収入が低いにも関わらず
多くの人手を必要とするので
家族の助けはとてもありがたいです。
ー36歳という年齢でのチャレンジ
についてはどう思っていましたか?
モ:農家に限らず一つの分野で
生計を立てていくためには
ガムシャラに働くときが
必要だと思っていたので
体力が下り坂を迎える前に
チャレンジすることができて
よかったと思っています。
ー農家になる前後で
「思っていたのと違う」
ということはありましたか?
モ:ブドウだけを収入源にして
生活費を稼ごうとすると
思っていた以上にずっと
たくさんの機械が必要で、
想像以上に設備投資の
費用が掛かりました。
例えば巨峰を1キロ(約2房)
1000円で販売して
生活費と農業経費を
500万円稼ごうとすると
1万房の巨峰を育てる
必要があります。
人の力だけでは
管理できる数ではないので
機械に頼ろうとする場面が
思っていた以上に多かったです。
ー重労働も多くて大変だと思いますが
「働き方改革」というキーワードは
どう思っていますか?
モ:確かに農業は重労働も多いですし
繁忙期は休む時間がありません。
でも、自分の意思で積極的に
働いているので楽しいです。
・・・・・
反対に、働かされている
と思って取り組むと
キツく感じると思います。
重労働や長時間労働といった
部分よりも仕事に取り組む
気持ちによって働き方というのは
変わっていくと思います。
ーありがとうございました。
また機会がありましたら
お話を聞かせてください。
モ:ありがとうございました。