
スーパーで見かけるブドウの形は
自然に出来上がるのではなく
一房一房、生産者が 形を整えています。
『摘粒(てきりゅう)』
という作業がそれです。
日本中の全ブドウ農家が
必死の想いでこの摘粒を行うのも
ひとえにSNS映えを意識してのことです。(嘘)
外観良く仕上げるだけではなく
間引いて残した粒に栄養を集めて
より大きく!より美味しく仕上げる!
という目的もあります。
農作業には『土作り』のように
自然の力を借りて
あるいは
自然に負けないように
といった
自然が介入する作業が多いです。
ですが『摘粒』については
自然介入度ゼロ。
技術介入度100%。
生産者の腕次第で
より美しく仕上げることができます。
何人かの名人に上達のコツを伺うと
『反復練習あるのみ!』
とのこと。。。
私がこの2年で摘粒した房の数は
約12、000房。
私が一生の間に摘粒できる房の数は
約300、000房。
できれば10万房あたりで
名人になれたらと思っているのだが。
足りないだろうか???