
手の平に乗る梅の実ほどの小さな物体エックスは、
「あまんどう」と呼ばれる極小の柿です。
シワが寄って黒くなったら食べ頃で、
干し柿のようにトロッとした甘味があります。
昨年通っていた農業専門学校の同級生からいただきました。
同級生は新規就農ということで、畑を借りてがんばってます。
良い条件の畑を借りるのはとても難しい。。。とこぼしていました。
何は無くとも畑が無いと農業が始められないので、
これは並大抵の苦労ではないなと感じました。
親元就農の私は畑を探す苦労を味わうことはありませんでしたが、
それでも理想と現実の落差を味わう場面は色々ありました。
プロのブドウ農家が育てたブドウと自分のブドウを比較すると、
姿・形が明らかに見劣りするのはショックでした。
ロッキーが短期間で驚異的な成長を遂げて、
チャンピオンを倒すような私の世界観は、
ものの見事に打ち砕かれたのでした。。。
立派なブドウをコツコツ育てて、
私のことを応援してブドウを注文してくれる人たちに報いよう!
と奮起させては、冬の間も日々ブドウ畑に出ています。