
ブドウの完熟タイミングを見定めるために持ち歩いているのが、
『糖度計』です。
ブドウを甘くて美味しいと感じる糖度は、
18度以上あれば大丈夫と思います。
そういうわけで、収穫間近になってくると
「ジュウハチドジュウハチド・・・」とブツブツ言いながら
糖度チェックをしています。
糖度は果汁が1滴あれば計れるので、残った実は味見します。
すると糖度は18度を超えているのに、
なぜかあまり美味しくないブドウがたまにあります。
そういうブドウは目印を付けておきます。
理由は、ブドウのポテンシャルが高いため18度という糖度では
まだ成熟途中であろうという判断です。
ブドウ畑で出荷を待っているブドウ達は1500房あります。
まだまだ少ないので全ての房を糖度チェックして、
できるだけブドウのポテンシャルを引き出してあげたいです。