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ブドウの品質と価格を考える②

執筆者の写真: モリモリファーム園主モリモリファーム園主

 品質は相対評価なので、モリモリフ

ァームのブドウを高く評価して下さる

お客様のことを否定するわけではあり

ませんことをお断りしつつ


 モリモリファーム:低品質=低価格


↑ここをスタート地点に再出発。


 

再出発初手

 

 先生の評価を受けるまで『品質』に

ついて疑問を抱かなかった原因は


『園主が買いたいブドウを、園主の買

いたい価格で販売したい。』


というマインドが、気付かない間に


『この(低)価格でこのブドウ(味・

形・色)であればまぁ良いだろう。

オレは買うね!』


という風に変わってしまっていたので

はないかと思う。


 見た目の悪さ・粒の小ささなどが気

になっても、安く販売しているので大

丈夫と判断してしまっては、自分が買

いたいブドウであることに偽りは無く

ても致命的にダメだ!


 生活を続けられる範囲で価格を低く

設定したことで、多くのお客様の元に

ブドウが届けられたし、自分のメンタ

ルヘルスも維持できて良かった。


 けどブドウの品質を低価格の方に寄

せるような真似は、致命的にダメだ!


大事なことに気が付けて良かった。

 

再出発2手

 

 園主の買いたいのは、日常的な食費

の範囲に収まる価格で買える美味しい

ブドウ。


なのだが・・・


果たしてそれは、お客様の欲しいブド

ウなのだろうか?


数年前の気付きの一つに


『自分はブドウを売っているが

 自分はブドウを売ってはいない。』


という気付きがあって、要するに


お客様はブドウを通して自身が『感動

』する、或いはプレゼントした相手が

『感動』することを求めているんだ!


園主はブドウの形をした感動をお届け

しているんだ!


という気付き。この気付きを踏まえる

と、園主自身が感動するブドウを販売

しないことには、お客様の満足には届

かないことになる。

『園主の買いたいブドウ』という発想

が、そもそも誤っていたのだろうか?


続きはまたブドウ畑で考えよう。

 
 
 

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