「お金持ちになりたいですか?
と聞かれてイエスと答えた人に
では、幾ら欲しいですか?
と聞くと即答できない人が多い。」
みたいな内容のことが書かれた本を
ずいぶん昔に読んだことがある。
その本の他の部分は忘れたが
この部分だけは妙に頭に残っている。
この記述が示唆するのは
『具体的であれ』ということだと思う。
何かを発言するとき
何かを行動するとき
その行為がトリガーとなって
無数の可能性が一つの具体性に集約する。
具体的であることは
いつだって自分を救ってくれる。
経験することは具体性を高めてくれる。
100本のブドウの樹の収量を予測するとき
1本のブドウの樹の房を数えて
100倍するだろう。
具体性を高めるために
1本の樹の房を数える経験をしたといえる。
具体的であることを保ち続けることが
繁忙期のピークに遅れを出さないための
処方箋であると思う。