システムエンジニアの頃に身に付けたことで
今も役に立っていることは沢山ある。
『仕組みを作る手段を考えられる』
もその一つ。
どれだけ大きく複雑な仕組みでも
レゴブロックのように小さく分解することができる。
これを理解しておくことがまず大切。
そして
これから作る仕組みの
全体像が見えているか?見えていないか?
これを把握しておくことが次に大切。
そして
全体像が見えていたら
それをレゴブロックになるまで分解する。
全体像が見えていなかったら
必要なレゴブロックを探すことろから始める。
『ブドウの地方発送』という仕組みを
作ったときは
ブドウを注文していただいたお客様に届ける
という仕組みの全体像が見えない状態で着手した。
発送業者(クロネコヤマト)や
注文方法(HPやFAX)といった
仕組みを構成するレゴブロックが見えている部分も
あったけれども
発送用のダンボール箱や中に入れるフライヤー
ブドウを包む緩衝材などなどの部品諸々は
手探りで見つけていくしかなかった。
それでも仕組みを細分化して
シンプルに捉えているので
そのとき直面している問題一つ一つは
単純化している。
複雑なコトに取り組むときは
複雑なまま取り組まない。
必ず単純にしてから取り組む。
という前職の経験が活かせて良かった。