高速道路を使って
長野県から液体肥料を運んできた。
酵素がたくさん入った微生物肥料である。
これをブドウ畑に散布する。
ブドウが成長していく間に
雨が多く降るタイミングが2つある。
梅雨と秋雨。
ブドウを病気にさせる病原菌は
雨に乗ってやってくる。
そのためブドウの房に傘をかけたり
袋をすっぽり被せてしまう。
大規模な設備投資のできるブドウ農家は
雨除けハウスを設置している。
といった具合に
雨に当てないように当てないようにと
苦心しながらブドウを栽培している。
だが
擬似的に自然環境を変える栽培方法が
一番ベストな栽培方法なのだろうか?
という思いがある。
そこで一つやってみようと着手したのが
『ブドウ畑の生物性の改善』
ブドウ畑全体を
有効な微生物のコロニーにすることで
外部から来る病原菌に対抗していこう!
としている。
成果が現れた暁には
減農薬への道が拓けるだろう。