自分の内面から自然に産まれてこない限り
危機感を持つことは難しいと思う。
しかも振り返ってみるに
危機感に従って備えた結果
直面した危機の規模は
これは仮になんにも備えていなくても
代替手段が容易に考えられたのでは?
と思うような程度の危機であり
備えておけばよかったなぁ
というような規模の危機については
準備可能な時点まで遡った時点では
決して危機感を抱くことはないだろう。
という皮肉を実感として感じる。
つまり予測可能な未来に起こりそうな何か
に対して危機感を持って備えておくよりも
危機が発生したときに
対処できる引き出しを
たくさん持っておく方が実際的だと思う。
それでも私の行動原理になっている
『恐怖心』が
危機感を持たないことに対する
危機感を投げかけてくるので
毎日毎日なにかしらの本を読んでいる。
というわけである。