野菜をオーガニック栽培している
友人の畑に見学に行ってきた。
省力化のために品目を厳選し
アルバイトを雇用し機械化を進める。
農業用ハウスを建てて育苗し
大型扇風機で風を送る。
農薬及び化生肥料を使用しない。
以外の部分はまるきし近代農業の
お手本のような圃場と作業場だった。
オーガニック栽培、無農薬栽培
というキーワードから連想される
前時代的というか
手作業中心というか 古き良き農業の感じ。
そういう感じとは無縁だし
私があまり好きではない
機械を多用するスタイルながら
『無農薬栽培』
という唯一つの事実が
全てを肯定しているように見えた。
畑に転がっている石ころも光って見えた。
私にとっては
無農薬栽培というのが大きなハードルで
彼にとっては
ハードルという認識すらないという。
それだけを確認しにいったような見学だったが
いろいろ考えさせられる見学だった。