私のブドウ栽培のスタイルは
2016年に研修先で教えていただいた
ブドウ農家さんを完全にコピーしている。
研修当初はレベルが違いすぎて
会話が続かなかった。
研修の日は毎回ブドウ栽培の資料を
印刷していって見せたのだが
全て既に目を通していて愕然とした。
恐ろしいなと思ったのは
既に収入も沢山あって
栽培技術もカンペキにもかかわらず
まだ就農直後の一番高いモチベーションを
維持し続けていることだった。
そんな先生にも死角があって
『ハリーポッター』のファンだということ。
先生がハリーポッターを見ている間は
ブドウ栽培は上達しない。
私はその間ハリーポッターではなく
ブドウ大辞典を読み込む。
先生がハリーポッターに注意を向ける分だけ
私はヒタヒタと先生の後ろから距離を縮めるわけだ。
ハリーポッターの新作出ろ!