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農業ベンチャーへの道 - 前編

モリモリファーム園主

専業農家を志した最初の年に

『これから自分が助け合ったり

 競争したりする地元農家のブドウは

 どれくらいのモノなのか?』

それを確認するために

近隣農家のブドウが集まる

農協の選果場に見学に行きました。

選果場に出荷されたブドウは

品質によってランク付けされて

¥値段¥が決まります。

選果場には100軒以上の農家が

出荷しているのだから

メジャー級のブドウもあれば

草野球レベルのブドウもあるだろう。

とヌルい気持ちで見学にいった私は

そこに集まるブドウの

圧倒的な品質の高さに背筋が凍りました。

『これは自分が少し頑張ったくらいでは

 どうにもならない。埋没してしまう。。。』

初心者の自分が出したブドウは

きっと一番下の下。下の下なんだろうな。

ゲゲゲのゲ。。。

そんなことを考えながら

選果場を後にしました。

自分の栽培するブドウに自信が無いならば

選果場の中で一定以上の評価を得ることで

自信を持って晴れて外の世界(百貨店とか)に

チャレンジする!

これが最善のステップアップの方法ですが

当時の私は36才という年齢からの

チャレンジに焦りを感じていて

『この年齢からのチャレンジでは

 時間がかかり過ぎて日が暮れてしまう。』

自分(初心者)のブドウを

就農初年度から高く売るために

別の方法を模索するのでした。

以下中編に続く


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